Catskills イベント 7月21日(水)9:00am(日本時間) – 救出ボランティア求む

武具屋の店じまいをしながら、夕方早くから突然降り出した雨に、エイブは外套に手を伸ばした。彼の肩は落ち、店を出ながら中を照らす一本のろうそくの炎を吹き消しながら、彼はため息をついた。ドアが重い音をたてて閉まると、エイブは泥棒に入られないよう、戸締りを済ませた。 ヴェスパーはいつもは平和な町だったが、彼は彼の兄弟である、武具屋の元主人であるジョンが行方不明になってからというもの、余計に用心を重ねるようになっていた。エイブは 間に合わせの節だらけの杖にもたれながら、ヴェスパー郊外の彼の家へ、北に向かって歩き出した。

彼は歩きながら、先週の土曜日から彼を苛む入り乱れた考えを反芻していた。彼はミノック鉱山から武具屋へ戻る途中、ジョンが雇った武装した冒険者たちに護衛されていたことを思い出していた。しかし、ミノックからヴェスパーまで半分の道のりにさしかかったとき、彼と冒険者たちは、彼の首を狙う山賊と物盗りの襲撃に遭うのだった。彼の一頭の荷馬は殺され、残る二頭は鉱石とともに森のなかへ逃げ惑って行った。山賊と物盗りとの戦いは、ジョンが雇った冒険者たちが有利であることがわかった。彼らは小競り合いの後、エイブを遅れることなくヴェスパーに送り届けた。武具屋に着くと、エイブは何が起こったかをジョンに告げるため、店の外に連れ出すよう冒険者たちに頼んだ。しかし、そこでもたらされた、ジョンが行方不明であるという知らせは彼の度肝を抜くのに十分であった。そして唯一残された手がかりは、血だまりとそこに落ちていた血まみれの短剣であった。彼の心は彼の兄弟の痛みを思って沈んだ。何人かの勇敢な冒険者たちが、血だまりがヴェスパーのヒーラー小屋まで続いていることを発見した。何時間かのうちに、心配した人々がジョンを捜して山賊たちの行方をヴェスパーからブリテンまで追ったこと、そしてジョンが囚われているブリテン北の古い山賊の砦を発見したという知らせをもたらした。エイブは彼の年老いた体躯では、到底そのような離れた場所までこの短時間で行けなかったことを思い、彼らに対する感謝の気持ちでいっぱいになったのだった。

回想から我に返り、エイブは家のドアを開け、外套を脱ぎ、飲み物を注いだ。そして彼の兄弟がアントニー・ミノットの所有の古い山賊の砦に囚われたということに思い至りながら、もう一度冒険者たちに彼の兄弟を救出するために結集してもらうことを頼むことを決意するのだった。もったいつけた若造のアントニー・ミノットをこのままにしておけない!彼はアントニーが、鍛冶師としての能力がジョンの熟練の技に到底及ばないため、商品で競うことをせずに、ジョンを誘拐し、殺害を企てたのだということがわかっていた。エイブは彼の銀色のあごひげに穏やかに指をはわせながら、彼が翌朝武具屋に戻ったときに掲示するための告知をしたため始めた。

「私の兄弟ジョン・デニングを、古い山賊の砦から、アントニー・ミノットから救出するために力を貸してください。どうぞ、
※日本時間7月21日(水)9:00amに、ここ(ヴェスパーの武具屋)に集まってください。
どうか、私が公明正大にアントニーに呼びかける間、武器を鞘におさめておいてくださるよう、お願いします。あの若者が、暴挙に出ることなく、説得に応じて私の兄弟を解放してくれることが私の望みなのです。 私が援軍を率いて行くことで、アントニーが早まったことをしないか、それが心配なのです。– エイブ・デニング」

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